上司のやばさ②

上司のやばさ②
自分が素晴らしい人間だと、周りの人間に言わせようとする!

自己肯定はいいですよ。必要なことです。でも自分でやることじゃないでしょうか。
上司さんは、上司さんが素晴らしい人間だということを、部下に言わせようとします。何度も何度も言わせようとします。何度も何度も私は言いました。

私の上司は仕事中ひたすらおしゃべり、それも他人のマイナスの噂話をするお方なので、様々な人間から煙たがられておりました。

そんなことには全く気付く素振りはありません。
上司「私って素晴らしいですよね」
上司「私がいなかったら、この仕事どうなると思いますか」

こさか「上司さんは素晴らしいです」
こさか「上司さんがいなかったらと思うとぞっとしますよ」
心を込めたふりをしてこのセリフをお返しするのが私のお仕事でした。

『こさかがはっきり、うるさいといえばいいじゃないか』
と、あなたは私を批判しますか?
そういった打開策もあるとは思います。

しかし、私の会社の社内評価のシステムは、直属の上司が部下を評価するものであり、上司に攻撃すると基本的には損をするものでした。
だから、先述した通り、上司に気持ちよくなってもらうことが、会社で生き残るというゲームをする上での基本的な戦術でした。

これも、就業中はもちろん、ランチタイムでもお構いなしです。

ハ~ッρ(`O´*)チョームカツクー!..ナグリターイ!

そしてさらにやばいのが、上司さんが素晴らしい旨を、私の同僚上司さんの上司に言わせようとすることでした。

これが結構しんどい。
私の同僚は皆、上司さんを煙たがっている。
私も本心は煙たがっている。
にもかかわらず、私は上司さんのポジティブキャンペーンをする必要がありました。

[上司さんの上司]は、たまに上司さんはどうか、仕事は楽しいかを聞いてきます。
私は、ニコニコしながら、
「上司さんのおかげで、非常にいい環境でお仕事させてもらっております。上司さんの元で働かせてくれている、[上司さんの上司さん]にも感謝しております」
真心こめたふりをして、お伝えしなくてはいけませんでした。

世の中に出て、このようなふるまいが必要になる瞬間は少なくないと思います。客商売がある限り、本音と建て前を使い分ける瞬間があるでしょう。

しかし、私は本音と建て前を使い分けるのは基本的には無駄だと考えております。なぜなら本音だけでしゃべるほうが、手っ取り早いからです。

まして、このくそ上司のためにこんなひちめんどくさいことをすることに、疑問を抱くことが日々増えていきました。

ハ~ッρ(`O´*)チョームカツクー!.ケリターイ!

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